県リーグ最終戦
2008年 10月 18日
うちのチームの試合が県リーグ最後の試合となるので、平塚FCにうちが勝つと勝ち点3が入り、3位で関東選手権の切符が手に入る。
引き分け、負けはお呼びではない。
相手の平塚FCはこの試合の前にかながわクラブが引き分けたために10位が確定し、入れ替え戦となる。
とはいえ、入れ替え戦で勝ち残るためにも、ここんとこはやっつけて弾みを付けたいに違いない。
そんなぴりぴりとした緊張感の中で試合が始まった。
とにかくこの試合は勝たないことには始まらないので、とにかく得点だ。
出だしからスピードの乗った攻撃で平塚FCを圧倒する。
右から左からDFまでどんどん上がってきてクロスを放り込むわ、2列目3列目までまきこんだ波状攻撃の連続で、そろそろ入るかいなと思った矢先、カウンターから2対2の場面を作られ、おもいきりのいいシュートがドロップがかかってゴールイン!
とにかくこの瞬間、全てが凍り付いた。
そう!ガビ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ンだにぃ
こういうゲーム展開でうちのチームは勝ったことがないからだ。
良くて引き分けなんである。
一進一退が続く。
相手も2点目をとりにきてくれたのも良かったのかもしれない。
変に守りに入ってくれなかったのがこちらのカウンターも生まれる要因にもなった。
右サイドの武の上がりからクロスのセンターリングを左フォワーにいた山崎が正確に落ち着いてヘッドで同点に追いついた。
2点目はそれからすぐだった。
左サイドを突破しドリブルで上がった志連がロングなクロスを武に。
きれいなトラップからこれも落ち着いてゴールに押し込む。
怒濤の攻撃が続き、左サイドゴールラインあたりから大空のセンターリングをこれも志連が3点目。
後半、左サイドを突破した山崎のセンターリングを70メートルはダッシュしたであろう右DFの曽根がノーマークからゴール。
走ることで結果が出たプレーだった。
その後もガンガン攻め続けたが、相手のゴールも生まれ、まあこれは仕方がないことで
それでも最後まで走り通した結果が勝利に結びついたと思う。
また、流れの中から生まれた4点で全てが見事な点だったと思う。
その得点パターンは今の日本代表や、ア式に教えてあげたいような、まさに「ボールも人も動く」典型だったように思える。
ロングでスペースに蹴られたときのDFのカバーリングがちょっと気になった。
ボールウオッチャーになった場面が見受けられた。
それから中盤での不用意なパスミスも目立った。
相手ゴール近くでとられるのは仕方ないとしても味方陣地の中では少なくとも100%近いパス成功率でないとやられてしまうと思われる。
この試合で特に感じたのは、サブの選手たちの口から出たことばは「ボールを動かせ」を何回も何回も聞いた。
「蹴れ〜!」ではないとこがチームのレベルアップを再確認させてくれた。
ちょっとすごいだに!
とにかく、修正するとこはきちっとみんなで確認して、この流れでの得点パターンを関東選手権でも見せてくれたらそれなりの結果が出ると大いに期待している。