コートジボワール戦

中1日置いてのテストマッチはさしものコートジボアールもきつかったようだ。
動きが単調で精彩が感じられなかった。
あの3番のバカ選手、いや失礼、ボカ選手のパラグァイ戦で見せたドリブルでのサイドの走りなんぞは結局90分間、ただの一度もなかった。
ほとんどやる気がないようだった。
サイドの上がりがないからどうしたって攻撃が単調になる。
日本の早い囲い込みに攻撃のリズムを崩されたようだし、最後は日本の足も止まって猛攻を仕掛けたけんど、コーートジボアールも疲れからかパスミスが多いし、ワンタッチのパスがほとんどなかった。
足下へのパスがほとんどだし、そのパスも受け手の重心を乗せた逆側へのパスが目立った。

日本はその特長でもある機動力を開始早々から全開で見せたのが得点につながったと思う。
左サイドでの闘莉王の仕掛けから、ワンタッチでの三角パス、長友のセンターリング、大久保一瞬遅れたけんど、あのシーンはこの試合の勝利を予感させたし、選手もやれると思ったに違いない。

そしてやっぱし玉田だよな。
オラがまさに云った通りになったじゃあないかいな!
長谷部のパスも良かったし、大久保が相手DFを引っぱったのもいいあんばいだった。

日本は長谷部、松井の海外組のおかげでチームが活性化されたと思うし、ふたりはやっぱし外人馴れしているよね。
相手のプレッシャーにも動じないもんな。
失礼だけんど、あのコートジボアールの選手たちのからだ、かお、それから汗の生のニオイ。それと接触だよ!
絶対、ニオイがにおいでも、もちろんこっちの匂いではなく、臭いのほうだと思うし、どうにも生々しいよな!!!

それから、長友がいいよな!
三都主が直ってきたらそのシュート力は魅力的だが、長友の守備力と小柄だがフィジカルの強さ、そしてポジショニングの良さも相まって、手薄の左はもう決まりみたいな感じである。

松井の代わりに香川も出てきたけんど、とたんにチームの構成力が弱くなった。
香川のタッチの良さは認めるが、まだまだ通用するのはJ2かU-23ぐらいの力ではなかろうか。
フル代表としてはきついもんがあると思う。

これで次のゲームは中村俊輔が遠藤の代わりに出てくるだろうけど松井、中村のMFはどうしても見てみたいし、玉田、大久保もいいと思うし、サイドをえぐっても放り込みの浮きボールではなく、徹底したグラウンダーのボールを徹底したらこのふたりのコンビもなかなかだ。

きょうび、高校生でも先乗りスコアラーなるものがいて必ず相手の前試合をチェックし、映像にも残し、監督が検討する。
もちろん、日本代表なんかは当たり前なんだが、ほんとちゃんと報告しているのかいとおもったのは、コートジボアールの選手の足が2段階で、す〜っと延びてきますよということをだ。
十分気をつけろと言ってるだろうが、口をすっぱくだ。
駒野はノー天気で決定的な場面もあったし、前回のワールドカップの時もオーストラリア戦で彼は得点につながるシーンをやってるんだから!

とはいえ、この試合、採点すると90点で二重丸でけっこうでした。
by gsfc_aoshima | 2008-05-25 06:55 | 日本代表