大事なものを手放す
2007年 12月 30日
ていうか自分の持ち物を捨てた。
45リットルのゴミ袋15個ぐらいになった。
ほとんど着るものだった。
情けないほど捨てられないのである。
他人には「滞留はよくない!流動化だ!」なんて言ってるけんど、自分のことには愛着、人一倍で無理である。
だから20年前のTシャツだって捨てられない
20年前には二日に1度ははいていたズボンを捨てられるか。
どんだけ、このズボンのおかげで、女性から「ナイスなズボンですね!」と言われたかーそれはあんましなかったようだがーとにかくオラァは気に入っていたのだ
だから、記憶にないほどはいてないので、ちょっとはいてみた。
パツパツでだめだった。
捨てる基準を1年間一度も身につけてないのはすべて捨てる決心をした。
靴下はその基準だとあやふやなんで、とりあえず片足しかないのと、穴があいている、およびあきそうなのは捨てる。
ワイシャツは首の周りが黄色くなっているのは1年以内でも捨てる。
作業開始。
もはや、涙が出てきた。
悲しくてよ。
もっとでっけえ家に住みたい!
もっとでっけえクロゼットがほしい!
古着屋に持っていって、金に換えたらいいじゃん?
そんな失礼なことができるか!
クルマだってワンオーナーで乗り尽くすのがいいのである。
着るものだっておんなじだ。
もし、オラぉの洋服に怨霊やら言霊がついてたらどうするだぁ!
そんなこんなで、過去のことや、袖を通したことで、いろんな出来事に遭遇したいろんなことをかみしめながらの一日でした。
何も考えないで掃除やかたづけは出来ないのである。
男の品格の話に戻るけど、「男としてのこだわり」がとっても必要なんだな。
今の若いもんにはそのあたりが欠けているんじゃあないかい!
ゴミ屋敷の主のいい分ーこれはぜんぶゴミじゃあないーちょっとわかる。
だけど彼らの悪いとこは、その「ぜんぶお宝」がよくないのである。
こだわりがないから、判断がつかないのである。
オラァとはラベルが違う。レベルを超えたラベルである。