Jリーガーからの電話

昨日、外池から電話があった。

ヴェルディ戦、半年ぶりの出場だった。
今シーズン初めてのベンチで公式戦。
後半、43分からの出場。
44分、ワンタッチ目でヘッディングシュート!
ビシッ!ズボッ!
ゴぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ル〜〜〜〜〜ッ!
後にも先にもこれ1回のタッチで終了の笛

いい仕事をされてますよねぇ!
昨夜のスカパーでゴールシーンを見た。
なにげに簡単そうにびしっと決めていた。
そう!あのヘッドこそ、今までの積み重ねと言うか、経験と云うか、「外池らしさ」というか、サッカー人生をかけたヘッドではなかったか!
それも、なにげに簡単にだ!
だから、賞賛もされるし、感動も与えられる。
そこまで黙って練習してきた結果だから。
サポーターの皆さんだって、昨シーズンからの外池の使われ方みたら、そんなのよくわかるんだな。
まさに鳥肌がたつシュートだったはずだ。
まさに「千両役者、男の中の男、外池屋〜〜〜〜〜〜〜〜!」だった。
こちらから、祝福の電話しなくてはと思っていたところでの本人からの電話。
恐縮しちゃうだいね!

昨シーズン、終わりにはその他大勢になり、レンタル移籍も考え、なおかつ、自分からのFW転向表明。
シーズン早々から、このまま終っちまうのかよと心配するほどの使われなさ方と云うか、第7番目のFW。
もちろん8番目の選手なんかいない、まさに窓際のJリーガーだった。

「いつかはチャンスが来ますから、頑張ります」と会うたんびに言ってたけんど、よくやってくれたと感動している。
キャリアからいっても、今の湘南のFWに比べてもNO1のポジションだとは思うが、監督さんの考えもありますからと、文句ひとつ言わないで黙々とチャンスが来るのを待っていた。

並のどこにでもいるような選手なら、この半年間の使われ方からすれば、「直助先輩、いやになっちまいますよ!ひでぇ監督ですよ。なんにもわかっちゃあいないんですよ!」
こういう言い方をして、ぐちをこぼす。
ところが彼は絶対そんな事云わないだいね。
「きちっと練習していればお呼びが来ると思っているんで頑張ります」

いい選手、すばらしいプレーヤーというか、レベルの高い選手は黙って勝負するんだな。
いい選手ってぜったい愚痴こぼさないから!
いい選手ってぜったい監督批判なんかしないだよ!
そんなのゼンゼン意味ないこと知ってるんだな。

要は、与えられた、いや、自分が選んだサッカー環境のなかで、どれだけ頑張るかという事が重要なんで、それがわからないうちはまだまだ2流にも行ってない3流以下のプレーヤーというこんだな。
ラベルが違うだな。
外池選手のホームページに
FROM TONOというのがあるんで是非みてくださればそれがわかる。
今後の外池選手のプレーに注目だぁ!
by gsfc_aoshima | 2007-04-17 06:42 | 日本のサッカー