チェコ戦
2004年 04月 28日
全体をとおして日本はよかったのだがチェコが日本をなめていたのかもしれない。マークは甘いし,出足もおそいし特にサイドDFは弱かった。
日本選手のなかで目立ったのは勿論シュートを決めた久保をほめたいが、なんといっても中盤でリズムをつくった小野のうまさというか、相手のリズムをかわすうまさではないだろうか。稲本といい、やっぱり欧州組のすごさがでていた。
それから本山をもう少し早い時間帯で使ってもらいたかった。
と云うより。本山をみたかったということである。
ハンガリー戦の素晴らしさがあとをひくのである。
まだ国見の大久保の時代の前,東福岡が三冠とったとき、先輩松永章がこういった「本山は全日本になる。いままで三冠とったCFは俺と永井(赤き血のイレブンのモデル)だけだ。俺たちは格が違うよ」と。
まあそのぐらいいい選手というのは間違いないと僕もおもう。
大久保を含め,この4人は天才だとおもうが、ちょっと間違えるときちがいと紙一重のところもある。
「ハイエナ」松永章はぼくにとって偉大な先輩で愛すべき男なのであるが、普通の人とちょっと違うんだな。
ハイエナにこの試合の感想をもし、きいたら、こう云うだろう。「久保ではせいぜい1点どまり。おれならあと2点入れてる。
俺を出せ」ー大久保といい、どうも誤解されやすいのである。