オラん高校もだ

巷で騒がれているのが、高校の履修不足問題。
相次いで発覚ということになっているが、もはや発覚というよりも、それが当たり前のような状態なわけでして。
既に、このままだと履修不足で卒業出来ない生徒は7万人になるという。
こうなると、全高校生の何割にあたるのだろう。
由々しき問題というのもあるが、ここまで多いと、指導要領自体に問題があるような気がしないでもない

どちらにしても、履修不足は授業をうけさせますなんて、大人達は云っているが、当の高校生達は、この授業をこの時期、まじめに受けるわけがなく、授業をしていても、受験の参考書を開いているのは間違いない。
それか、寝ているかのどちらかだな。


たとえ、大学受験が終ってから、この授業をやるにしても、皆さん熱がはいるわけでもなく、寝ているか、I PODで音楽聴いているか、携帯がちゃがちゃやってるかのどれかだぞ。

それから、現場の世界史やら、受験に関係ない先生が脚光を浴びるわけで、いままで日陰もンだった日の当らない先生達もそりゃあ大変なこんだに!
マスコミは押し掛けてくるだろうし、のんびりもできんわけで、逆にその先生達がストレスでつぶされるかもな。
集中して、まとめてやるだろうから、これから寒くなるというのに体育館なんぞで、日がな1日、というか毎日なんていうのはそりゃあ酷なもんだに!

だいたい、40年前のオラ達だって、3年生の頃は受験に関係ない授業はなんも聞いていなかったし、2時間目から、授業中、弁当食ってたもんな。
3年生のときだって、いばるわけじゃあないが、文系志望だから、数学Ⅲなんぞは教科書も開いていなかった記憶もある。
「1」じゃあ卒業出来ないので「2」をもらえればいいなんて思っていたし、2学期の期末の試験では試験に出そうな問題を4個か5個丸暗記してだ、その後は友達と夜中、町をほっつき歩いて、同級生の家の前に云って「出てこい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ツ!遊びに行かまいかぁ!」
石ッころ、2階のまどにぶつけていたよな。
まあ、めちゃめちゃだったがよ。
それから、寝たら問題の答を忘れると云って、寝ないで朝方まで、みんなでわあわあがやがややってたが、つい朝方2時間ほどうとうとしたら、あたまはボオッとしていたし、そのわずか4、5個では山があたるわけでもなく、数Ⅲの問題ひとつもわからず、5分で教室出てきて「0」点だったけんど、なぜか「2」をくれたよな。

いい高校というか、いい先生達ばっかだった

そしたら、昨日、浜松でTVを見たら、おらん高校もそうだった。
もう、どうでもいい問題だ。
by gsfc_aoshima | 2006-10-28 08:30 | どうでもいい話