40年ぶりにサッカー最中を買った
2006年 10月 06日
こちらは別になんの感慨もない。
ちょっくら思ったのは、女性職員が全員、ユニホームがわりに私服の上から、エプロンをしていたのが目についたぐらいだな。
どうちゅうこともないがよ。
オラとしては若干制服に弱い方なんで、まあ、これも制服なんだからいいかな?
その後は、東海道を藤枝まで列車で行く。
こちらも市役所だ。
藤枝に電車で降りたのはマジ久し振りだぞ。
駅舎も様変わりだ。磐田以上にモダンだ。
駅前にはサッカー関係のものが目白押しだ。
市役所は別段なんの感想もなく、また駅に戻る。
役所って、宣伝がほんとへただな。
「おたくの町ってほんとすごいとこなんですよ」といってあげたいよな。
タクシーで駅まで戻る。
降りると、観光案内所が目の前にあった。
そしたら、こののぼりに目が点になった。
吸い込まれるように案内所の中へ。
もちろん、サッカー最中も携帯ストラップもちゅうちょなく購入する。
この藤枝のサッカー最中はオラが高校3年にあがる春休みに、藤枝にはじめて遠征に来たとき、家のお土産に買った記憶がある。
その当時から、サッカーをするものにとって、藤枝は「サッカーの聖地」みたいなもんだった。
あのアディダスのスパイク「モデル2000」も藤枝のサッカーショップにはあっただいね。
この遠征の時、ショップに入って見ている。
「おっっっっっぉ!これがモデル2000だに!
ヤスダのスパイクとはだいぶちがうなあ。
藤枝東の藤色のユニホームも飾ってあるらぁ!
かっこええなぁぁあああああああああああ!
あのストッキングはいたら、ぜってぃうまくなるずら!」
オラ達にはモデル2000は到底夢の又夢で、せめてストッキングぐらい買いたいなぐらいのつつましいもんだった。
でも、それすら買う勇気もなく、店を出た思い出がよみがえる。
そして、和菓子屋には「サッカー最中」の看板。
サッカーショップではおこがましくてなにも買えず、最中は買った。
40年前の春だ。
最中は五角形と六角形の組み合せの外側の皮になっていた。
でも当時は、まだこの形はなかったんで、きっと「セプター」のボールの形だったんだろうな。
40年前が映像として出てきたんで、ちょっぴりうれしくなった藤枝の町だいね。