アジアユース

 昨夜のネパール戦観戦記
観戦記というほどのものはない。どちらかというと寸評かな。
このチームの特長はまず大熊監督の声が大きくて、解説の松木さんがいらないということ。
それから、監督が云ってる事がどうでもいいことがほとんどで、ちょっと静かにしていてほしい。こういう指導者は少年サッカーに多い。僕らのまわりにいっぱいいる。
 そういう僕もむかしはああだったかもしれない。
 選手達は熱血監督とか熱い人とか云ってるようだがどうも本音は違うような気がする。「また始まったぜ。なに言ってんのよ。ワンプレーごとに。」
松木さんがいつもの元気がなかったのも同タイプの大熊監督の登場と関係はあるようだ。

監督はこのぐらいにして、チームとしてみてみよう。このチームけっこうバランスがとれていると思う。3.5.2の典型で両サイドにめちゃくちゃ足の速い2人を配し、トップにあわせるパスを徹底している。急ぐ時は増嶋からダイレクトに平山へ、競り合った後ろにカレンや兵藤が走り込むパターンが多い。
まず、平山ありきでの動きかたがほとんである。相手も弱いせいもあるが、このパターンの連続であったような気がする。
それにしても、平山、兵藤の凸凹コンビはとてもファンタスティックなプレーの連続で観ていて楽しいし、右サイドの中村の切れ味鋭いドリブルもなかなかのものがある。
3人とも国見卒であるが、足元の正確さが際立っている。苔口もダントツに速いのだが、3人のような正確さが足りない。ただ足の速い選手はむかしから多くいたが、きちんとしたプレーを身につけたほうがいいような気がする。

兵藤はすでに大学では1年生にも関わらず、もちろん司令塔である。都リーグの真っ最中で、不在は痛いが怪我をせず、帰ってきてもらいたい。平山と兵藤は大学生であるが是非とも大学サッカーの意義論の為にも頑張ってほしい。

最近聞いた笑える話
JFAの田島強化委員長が国見の小嶺先生にこういったそうな。
田島「やっぱり、平山はJリーグでやらせたかったですよ。」
小嶺「田島さん、あんたがその地位にいられるのも筑波出たからなんじゃあないの」
田島「、、、、、、、、、、」

世の中には楽しい話がたくさんあって話題がつきません。
by gsfc_aoshima | 2004-09-26 07:41 | 日本代表