土日しかサッカーできない条件の社会人へ

日本のサッカーチームはプロ機構のJ1,J2,J3.
その下に全国規模のJFL、さらにその下に地域リーグー関東でいったら1都8県から構成された関東リーグがある。

こちらは1部2部合わせて20チーム。我が横浜GSFCコブラも6年前のオラが監督時代2年間2部にいた。
ここはほとんどプロみたいなスタジアムを所有するチームもあったり、グランド2面も自己所有しているチームもある。
この地域リーグからJFLに上がるには実力以上の何かがないと上がれない気がする。
運を引き入れる力がないと元プロいっぱいいても勝てない場合が多い。
泣きが入るぐらい過酷な地域決勝大会を通過するのは難しく、予想したチームが勝ち上がれないのでも有名だ

その下が県リーグとなる。
県リーグから関東リーグに這い上がるには関東社会人大会に最低3回勝たないと上がれないし、JFLから関東リーグに降格してきようもんなら、これまた大変で
自動昇格から入替戦になったりもする。とにかく上から落ちてくると、それが県リーグの一番下のリーグの昇降格にも影響してくるのである。
そりゃそうと、うちが関東リーグから降格したのも栃木ウーヴァがJFLから降格して来たことで玉突きで県リーグに降格したのを思い出した。
泣いた!!!!

だから県リーグから関東に上がるのも本当に容易ではない。
1つは勝てても2つ目が勝てないというか、この壁が限りなく高い。
さらに関東1部からJFLは、蜘蛛の糸を登るようなものである。

次に、ちょっとその昇降格は考えないで県リーグの話をする。
神奈川県は我がコブラが所属するのは県1部リーグ。現在14チーム
2部は36チーム。
3部は117チームだそうである。

2023年シーズンに3部から2部に昇格できるのは4チーム。
2部から1部に自動昇格できるのはわずか1チーム。
1部から2部に自動降格するのは3チーム。1部の下から4番目は2部の2位と入れ替え戦。
コロナ禍の影響で2シーズン降格がなかったことで今シーズンの結果で大量の降格となり、来シーズンもその状況は変わらない。
ただサッカーが楽しめればいいというもんではなく、キリキリと心と体がやられるのだ。

コブラは昨日の品川CC横浜戦を引き分け、4試合を残して暫定5位/14チーム中の位置にいる。
関東大会出場は2チームなので全勝してもちょっとばっかし厳しいと思うが、お尻に火がついているのでとにかく8月第4週からの連戦を勝ち抜くしかないのである。

コブラは1部に昇格して以来16年、幸運にも1度も2部には降格していないが、2000年にチーム結成以来変わらないのが1つだけある。
なんだと思います?

公式戦を含め土日しかサッカーをしていないということです。
基本土曜午前2時間練習、日曜は公式戦か練習試合。平日はOFF

この結果言えることは一度チームに入るとなかなか辞めない。
辞めても1年して戻ってくる選手も多い。アマチュアなのに入退団を3回も繰り返した選手もいる。
戻って来たいと言われれば、なぜかいいよといってしまう懐の深さと広さがある。
会費はきちんと取る。会費さえ払ってくれればもちろん首になることは皆無である。
高校出て大学の体育会や同好会に入らず、うちに来る若い選手もいるが、県リーグで戦うには3年から4年かかるかもしれない。
週に2回のサッカー機会でもこれが上手くなるのである。戦える男になるのだから不思議だ。
要は会費払えるかどうかが学生の難しいところだ。

また最近いろんなチームが仕事の斡旋をしている記事や情報を見るが、うちは仕事の斡旋もしない。
自分で探した方が多分いい就職口が見つかる時代だから。
土日必ず休みをくれる会社を選択しなさいとは言っている。
今流行りの新興の会社ではなく創立が古くて、地味な会社を探せといっている。
こういう会社の方が福利厚生がしっかりしているし、幾多の試練を乗り越えているからだ。

県リーグといえどもJリーグを目指すというチームも神奈川には多い。
いうのは簡単だがこれが相当、夢のまた夢というのも現実としてある。
昇格の壁とお金である。

県リーグならかかるリーグ上納金、公式戦グランド負担料もそれほどでもない。
関東リーグとなると3月には200万を超える金が協会から請求が来る。
うちは2年間のリーグ在籍中、1回では払えないので恥ずかしながら分割払いだった。

県リーグに降格したら途端に財政が良くなった。ユニホームを新調した。
聞くところによるとJFLでは運営費で関東リーグの10倍は軽くかかるという。
リーグ運営費だけだに!

そのうえのJリーグになったら、もう目眩どころではなく、サッカー見ないで当てのない金策に歩くようだ。
きついようだが、神奈川ではマリノスが横浜地区のおいしいところをほとんど食べ、横浜FCがその隙間みたいなとこを探し出し、
3番手のYSCCには厳しいようだが推して知るべしだ。
湘南地区だって、ベルマーレが大きいところから小さいところまで営業必死にかけ続け、ほとんど食べつくしている。
今から参入って本当に厳しいと思う。

仕事とサッカーの話に戻る。
県リーグでも平日練習をしているクラブは多いように聞く。
とりわけ県1部はうちとかながわクラブ(勝手に決めつけてしまったが)を除くほとんどのチームはガンガン平日練習をしているようだ。

オラたちは典型的な街クラブで金もなく、グランドも取れない。
ナイナイ尽くしなんだがなぜかみんな頑張ってくれている。
よく走る。スタミナもそこそこだ。年齢も結構高い。でも走るんだな!
怪我もそんなにないー練習量が少ないからだ。
練習量が少ないから、サッカーに飢えているから走れるんだと思う。
必死に走っているベテランを見て若い選手が負けじと走る。

仕事とサッカー、家庭内の家族の理解が当然必要だ。
子供が生まれたら、パパはサッカーを少し控えて奥さんに協力しなさいとクラブから言う。
まず仕事をきちんとする。これが大事だ。
うちでは年間を通じて退団する選手は4,5名、入団する選手は同じくそんなもん。
だからチーム作りがしやすいし、毎年なぜかバランスの取れたチーム構成になっている
そのほんのりとした街クラブの良さが、これから多少は需要があるのではないかと思っている。
サッカーは好きだが仕事が忙しく、平日の練習に参加できなくてチームに所属できない選手もいるはずだ。
そんな希少価値というかゆる〜いチームー横浜GSFCコブラを検討されるのはどうでしょう。

もちろん県リーグにとどまることはなく関東リーグ昇格を狙っているのは当たり前のことです。
関東リーグを経験した選手が17名も残っているというチームはなかなか自慢してもいいのではないと思う。
それでも関東に上がっても土日のみの練習というスタンスは変えないはずなのでご安心下さい。
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コブラ10番大空昌宏は1982年生まれ、今シーズンも仕事とサッカー切り分けて全試合先発で頑張ってくれてます。
クラブの誇りです!!











by gsfc_aoshima | 2022-08-01 16:22 | 日本のサッカー