第56回早慶戦その2

2005、06、29 国立霞ヶ丘競技場 19時キックオフ、前売り券900円
天気 曇り、 
購入したもの プログロム600円 タオル600円 Tシャツ3枚×1000円
女子部員が売っていたのでおもわずカッコつけて1枚が2枚、2枚が3枚になる。

早稲田メンバー
GK 時久(熊本大津3年)
DF 山口(帝京3年)
     金守(四中工業2年)
     塗師(ヴェルディユース1年)
MF 金田(星稜3年)
     鈴木修人(市立船橋2年)
     徳永(国見4年主将)
     玉田(暁星4年)
     山本(盛岡商2年)
FW 矢島(膳所4年)
     松橋(国見3年)

慶応も3、5、2の布陣で相対かと思ったが、試合開始から早稲田の怒濤の攻め。
開始3分で早くも3本のシュート。
10分、矢島が左サイドでボールを受け、猛牛のようなドリブルで中に切り込み、折り返す。
中央に走り込んだ徳永がズドン! ゴールネットは大丈夫かいといったシュートであっさり先取点。この試合どのぐらい入るやらとちょっぴりにんまりする。

ところがだ、攻めても攻めてもゴールを割れない。
慶応のイレブンは自陣に張り付き、カウンター狙いは見え見えだ。
21分、慶応最初のシュート
25分、攻め疲れた早稲田の左サイドをワンパスで駆け上がり、甘くなったマークをしてからに、センターリングをフォアまで上げられ、ゴール前に折り返され、まさかの失点。ありえない!
なめてかかったら駄目だと思ったら、やっぱしやられる。

早慶戦はそんな甘いもんじゃあないずら。慶応はこの国立ではまさにいっときの韓国のサッカーになる。体投げ出してシュートコースの盾になる。
阿修羅のごとき形相になる。あの甘い香りの慶応ボーイがだ。
早稲田とは顔の作りからして違う。ちょっと細面だ。肌だってすべすべだぞ。
早稲田は国見に代表されるように田舎もんが多い。
顔もごっついのが多い。にきびヅラだ。
最近は早稲田も授業料が高くなってきて、田舎から出てくるとけっこうな金がかかる。
あんまり、貧乏学生はいないようだ。
東京や、神奈川、千葉、埼玉が多い。
直助の頃は、静岡、京都、大阪、広島がほとんどだったな。
みんな金なくて合宿所でピーピーしていた。
まあそんなことあどうでもよい話で、結果的には前半1−1で終る。シュート数は早稲田カズしれず、慶応3本だった。

後半7分、金田から兵藤(国見2年)
スタジアム騒然とする。徳永、兵藤を見にきたひと多いだろうからな。
18分、玉田から高橋(国学院久我山4年)
このFWはなかなかのキレがある。
33分矢島がスタミナ切れになってゲームオーバーになるので、渡辺(国見1年)がいよいよ登場。そうとう嬉しそうな顔して出てくる。
35分、鈴木から横山(帝京2年)
なかなか点を奪えないのだが、40分になってから慶応が3人残しの勝負に出る。
これは、点入るかもしれんぞと思った矢先に43分、徳永が中央に持ち込みペナルティエリアにいた渡辺に壁パス、徳永にリターンでシュートかと思ったら、左から走り込んできた松橋にスルーパス。
もはや、GKと1対1。なんなくサイドキックでシュートでやっとこさ決勝点で勝ちました。

記録に残る大量点かと思ったがやっぱり慶応はすごかったということずら。
この試合の表彰式で、徳永のほんとに嬉しそうな笑顔が印象的だった。
表情をゲーム中は、あんまりださない男なんだが、ひとりのさわやかな好青年になっていた。

からだじゅうの毒素が抜けたような最高のナイター観戦でした。ハイ!
by gsfc_aoshima | 2005-07-06 08:38 | 大学サッカー