’05キリンカップ UAE戦

結局、海外組がはいらないと何も出来ないというのが良くわかった試合だった。
国内組でも十分だなんていっていた論調はどうなったんかいねぇ。
 
昨夜は仕事の関係で見出したのは前半終わり10分前からだった。その前はラジオで聞いていたが、ラジオじゃあ、なにがなんだかわからんずら。
点がはいらないこと、小野がどうも活躍しているようだということぐらいか。
小野のワントラップして左足でもう一回、そして右にもちかえてのボレーシュートはなんとなく情景がわかったが。

後半は相手にいつかはやられるなという予感がしていた。中澤がいないので相手CFにヘッドでどっこいどっこいぐらいにしかならなかったからである。
宮本も中澤みたいのに競らせてなんぼのプレーヤーである。
中澤はヘッドも強いがプレーにずるさというか、したたかさがある。坪井にあるのはスピードだけである。 
国内では通用しても海外の強いFWがくると最後やられてしまう。ペルー戦もニュースでしか見ていないが、同じような坪井がからんだやられかただったとおもう。
得点シーンは相手FWへのプレッシャーがほとんどなかったように思える。
中澤がいないだけで、CKやらFKでの制空権をとれないのが実状だ。
坪井ははっきりいっていまのままでは使えないのだけはわかった。

小野だけが味付けの違うサッカーというか、格の違いを見せてくれた。
もし、オラが監督だったなら、後半開始早々から稲本入れて、小野を小笠原の位置に上げてもよかったのではなかろうか。
ジーコは小笠原にこだわりすぎたのかもしれない。悲しいかな小笠原は俊輔のサブにしか、なり得ない存在なんだから。

ただいえる事は、ジーコ=中村なんだから、中村のいない練習試合のようなキリンカップをあれやこれや、云々してもしかたない。
中村が真ん中に入っての負けであるなら問題だが、そうではないんだからドウチュうことはないと思う。

結局の所、ヨーロッパで頑張っている選手をいれなかったら、まだまだ、ガチンコ試合ではきびしいぞということが再認識されたんではないかい。
あのFWだったら試合にでていない中田の方がまだいいとおもう。

セリエAで中田の調子がいまいちなのではなく、現状では完全に見せしめの為に、ベンチには、いれても試合には出さない状態だ。
8試合ベンチに入っていて、負けてばかりで1回も出さないのはなにかほかの意図があるといってよいだろう。
勝っているならともかくありえない選考だ。
久しぶりに中田がハングリーになって帰ってくるということだ。

大黒も以前言ったことがあるがまだまだ使えんなといったぐあいだと感じる。あれだけ引いたなかでのプレーは体のちいさい大黒では生かしきれないといったとこかな。
大黒、玉田の2トップで点を奪えるとはおもえないのである。
このふたりに比べたらまだまだ、柳沢や大久保の方がいいとおもうのは直助だけかいな。

とにかく今のFWだったら、だれが監督やっても、おんなじだと思うよ。
越後さんがやっても松木さんがやってもラモスがやってもだ。無理だよ。

ただ言える事は中村、中田、中澤の『中トリオ』が入ればチームが変わるという事さ。
ジーコは納得していると思う。キリンで勝たんでもバーレーン戦こそが、一番大事なんだから。
by gsfc_aoshima | 2005-05-28 05:59 | 日本代表