ブログ再開

先週、火曜日の早朝、磐田の弟からの電話。
この歳になると、朝早くからご機嫌伺いの電話なんてないし、なんにもなければいくら弟だとはいえ、電話はない。
「声聞きたかったもんで!」なんて電話はありっこない。
やな予感。

「誰か死んだか!」
「そうだにぃ!」
「孝次かぁ!」
「そう!」
「去年のちょうど今頃、おっかさ亡くなったばっかじゃないか。ちょうど1年じゃあないか?」
「そう。1周忌終わったばっかだったし」
「嫁さんが迎えに来たのかなぁ。仲良かったし。」

40人近くいる従姉妹の中でも、父方の本家の跡取りだし、若い頃、うちの親父の元で働いていたこともあって、3つ上の兄貴みたいな存在だった。

悲しくて悲しくて何も手につかなかった。
以来、ブログも書けなくなった。

1年前、従兄弟の孝次は、袋井市の地区の自治会長をやっており、隣家の葬式に出席していた。
家から300mほどの葬儀会場。
ピーポピーポ救急車の音。

息子の嫁から電話がかかる。
おかあさんが倒れた。
葬儀会場からすぐさま駆けつけたら、救急隊員の声
「心臓とまっている。たぶんだめだが、とりあえずAED」
その時、孝次も気を失って心肺停止。

救急隊員は、嫁さんの佳子さんにやるAEDを孝次に付け替え、ほどなく心臓は動いたが、佳子さんの心臓は動かなかった。

ほどなく、もう一台の救急車も到着。
隣家の人たちも、「なんで鳥居さんとこに2台も救急車止まっているだいやぁ?だんなさん、今の今まで葬式出ていたのに」

同じ日に夫婦で葬式だすことはなかったが、その後体調不良がずっと続きこの日を迎えてしまった。
もちろん、そんなこととは露知らなかったが、家族もお父さんが亡くなるとは思っていなかったようだし、なんだかす〜〜っと逝ってしまったようだ。
本人もそんなつもりはなかったようだが、佳子さんのお迎えが来てしまって、あっちの世界に行ってしまった。

あんまし仲がいいと、男は奥さんには逆らえないのかもしれないと、ご導師様もおっしゃられていた。

最愛の従兄弟 鳥居孝次 享年67 いい男だった。合掌

水素水がスポーツに革命を起こす 水素水「IZUMIO(イズミオ)」
by gsfc_aoshima | 2013-12-23 07:30 | 人物