シリア戦を見て

最後の最後にドカンと1発。
キーパーにはなかなか難しいシュートだったと思う。
シュートはタイミングと言うけれど、まさかというのが一番だ。
権田を責めるわけにはいかないと思う。

その前に決める時に決めておかなくちゃあ!
終盤のCKの鈴木のヘッドはノーマークだったし、ホームでの試合でもそうだったように相手のシリアはボールウオッチャーになる選手が多いチーム。縦ばかりの攻撃ではなく横からの崩しがもっと欲しかった。
また、アウェーとはいえ、10年前のサッカーに戻ったのかと思うほどのキックアンドラッシュ。
ヨーロッパ組や清武がいないのも影響したんだろうが、相手には組みやすいサッカーだった。
蹴り合いに終始したのもどうかなあと思ったし、急ぎ過ぎではと感じられた。
ボランチに扇原が入って、多少リズムが変わったのだが、ボランチの役者がいないなあ。
遠藤みたいな「いなすプレー」が出来る選手がほしいな。

サッカーというスポーツは一寸先は闇だ。
何があるかわからない。
強いチームがころころ負ける。
だから面白い。
蟻がライオンを倒すように。
だからビッグなスポーツだ。

バーレーンだって自力の1位だって可能性がないわけではない。
シリアも次の試合で足元すくわれることだっておおいにありだ。
諦めることはない。
前を向いて、胸張って行けばいい。
by gsfc_aoshima | 2012-02-06 07:44 | 日本代表