アジアカップ初戦
2011年 01月 10日
自宅のテレビを大型の50に変えてから最初の公式戦だ。
テレビのせいかもしれないがなんだか日本代表の正確なパスとボールを止める技術の正確さが目についた。
前半、右サイドから松井のパスを前田がスルーし、香川がワンタッチで相手DFふたりを置き去りにしてノーマークでシュートを打った場面。
これを入れていればこの試合にこれほど苦労する事はなかっただろう。
たぶん、ワンサイドの試合で失点もなかっただろうし楽勝のゲームだったと思う。
それほどこのワンプレーはこの試合の勝負のあやを決めるシーンだった。
これを入れられなくて詰めの甘さでオウンゴールを産んでしまった。
吉田の足に当たってコースが変わったんだが闘莉王や中澤だったらもう少し詰めていたかもしれない。
結局、引いて守る相手に対し、怒濤の攻撃を仕掛けたがなかなか点が入らず、サッカーにありがちな試合というか、強い方がやられてしまうという典型的な試合進行だった。
ペナルティエリア外ではパスが通せても、サイドからのクロスがことごとく跳ね返されていた。
このあたりのセンターリングの精度を含めてもう少し攻め方に工夫が欲しかったが、後半入った李クンではだいぶ重荷だったかもしれない。
香川や本田の力は抜けているのだが、FWの3人が結果を出せなかったし、最後の駒が誰もいなかったのは、ザッケローニとしては悩みの種だと思う。
それほど力強くてスピードのある選手が必要だという事と、この3人が裏へ抜けるのが得意なプレースタイルだということも、もう1枚コマ不足だなあと感じさせた。
つまりなに言いたいかというと
[ヤジぃ!チャンスだで!もうやるしかないで!」