マルセイユルーレットを教えた

かつてのフランス代表、ジダンが好んで行ったプレーにマルセイユルーレットというのがある。
ジダンがマルセイユ出身だったのでその名がつけられたらしいが、このフェイントをマルセイユルーレットと呼ぶのは日本だけらしい!

文字に書くとこういうことらしい。
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ボールを足裏で引き寄せながら半回転し、相手に背を向けてボールを完璧にブロックしつつ流れるように逆足にボールをスイッチして残りの半回転で進行方向へ抜けるというフェイントである。ジネディーヌ・ジダンが幼少の頃、マルセイユ市内でこのフェイントを多用していた事からこう呼ばれるようになったが、ジダンは左右どちらの足でもこのフェイントができるだけでなく、連続で行なったり、ルーレットを途中でキャンセルして他の動作へ切り替える事も可能。
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なんだかよくわからないが映像でみたらよくわかるのだが。

見た目以上に簡単なプレーなんだが相手を抜き去るには非常に効果的なフェイントだと思う。
スピードもあんまし落ちないのでドリブルしながらの連続性もあるわけで、これをちょっと前の練習の時に小学1年生に教えた。
すぐ出来た子もいた。
なかなかものにならない子もいたが、小さいときに覚えればゲームで使えるのだ。
大人になってから覚えたフェイントは練習でできても、いざ試合になると、出来ないというか、からだがいうことをきいてくれないし、そのフェイントそのものを忘れている。
脳が指令を出さないのだ!

でも小さい時に覚えたプレーは体に染み付いているというか、勝手に身体が反応してくれる。
だから小さいうちにやらせたほうが効果的だと思う。

こんなプレーを小学1年生がゲームでやってくれたら、これこそが快感なんである。

あすなろ大会が楽しみだし、勝ち負けも大事なんだが、それよりもこういう愉しみ方もあると思う。
by gsfc_aoshima | 2010-10-23 06:33 | ジュニア