堀江先生のお言葉

二日ほど前に、深夜のサッカー番組に岡田監督と金田さんのトークがあった。
岡田はキンタが相手なんでけっこうリラックスしてしゃべっていた。
やっぱし、サッカー仲間と話すのと、マスコミに話すのとは違うなあと感じた。

そのなかで、岡田がしゃべっていたなかに、どうしても最後、点入れなくてはいけない時は、パワープレーで放り込んでやりますよと言っていた。
ほんとかいな!

岡田の大学時代の恩師はベルリンオリンピックの代表で今は亡き堀江忠男監督だ。
もちろん、オラも堀江監督なくしてサッカーは語れない一人でもある。
堀江監督はオラの当時は社会学部の教授で、その後は政経学部長をされていた。
岡田は勉強も優秀だったんで、堀江監督のゼミ生だった。

昭和60年に堀江監督が勲3等に叙勲されたとき、祝賀の集まりがあり、オラも参加した。
その後、監督からお手紙をいただいた。
今でもそん手紙を監督の形見だと思って後生大事にもっている。
挨拶文と一緒に新聞に寄稿されたものを同封してくれている。

確か当時、監督は大月短大の学長をされており、信濃毎日新聞に「今日の視角」というコラムを出されていた。

※1985年7月13日のコラムからの抜粋
6日、大阪の総理大臣杯全国大学サッカートーナメント決勝戦で早稲田が大阪商業大学に0対2で、負けた。「惜しかった」という手紙や電話をいくつもいただいたので、早稲田チームがどんな心構えでどう戦ったのか記しておきたい。
私は監督としてつねづね「サッカーは綿密に計算して戦うものだ」と選手にいっている。例えば、1点差で負けていて残り5分という時、ほとんどのチームが敵ゴール前に中央に大きなロビングボールをほうりこむ。
一昨年のワールドカップ決勝戦の西ドイツチームでさえ、それをやって時間切れでイタリアに負けた。
この「百姓一揆」は間違っている。手の使えるGKがおり、長身のDFが固めているから、敵に逆襲のチャンスを与えてしまうだけだ。
「急がばまわれ」で外から攻め込み、ゆさぶるのが、理想的な戦法である。
                                  以上

こんなことを書いていらっしゃるわけで、至極同感であるし、恩師に逆らうなんてことは出来ないわけでもある。
オラもけっこうサッカーに携わって長いほうなんだが、パワープレーで点が入ったことがない。
やっぱし、どんな場面でも外から攻撃、あるいはフォワードの下にいる2列目や3列目の選手が前を追い越して裏に走り込むようなプレーが最後の最後に決まるんではないかと思っている。
要は最後まで走って走って走りぬかないと土壇場で点なんか入らない。
もちろん頭は使わんとだめだけんど。
ドーハの悲劇のイラク戦の得点パターンなんてその象徴のようなプレーだよね!
アノ時、三浦カズも相当足にきており、相手右サイドを一発のフェイクでかわされセンターリングされた。
もちろん、ヘッドで負けたのが大きな要因だろうが、カズが抜かれたのが最大の要因だ。あれでカズのその後のワールドカップへのご縁がなくなったと言ってもよい。

もちろん、最後の最後にパワープレーで点が入る場合もある。
でも確率からいったら相当低いわけで、どうもここまでやったんだという自己満足型最終プレーのような気がするわけである。

岡田は堀江学校の優等生だと思っている。
決して、本心だとは思っていないし、タイ相手にそんなことしてるようでは本戦はどこまでも遠いと言わざるを得ない。
冷静に考えても、タイには3−0ぐらいで勝つはずだ。
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by gsfc_aoshima | 2008-02-05 06:30 | 日本のサッカー | Trackback | Comments(0)