インターバル

秋田のマコトさんからコメントいただく。
その通りだな。
13、、14、、15、、16〜〜〜〜〜〜〜ウッ!
多少16を長くしてくれるけんどよ。

そう、インターバルのかけ声だ。
最初は16秒で105メートルを駆け抜けるのはどうちゅうことはない。
問題は40秒で戻るというのが後になってじわじわ効いてくるんだな。
全員が16秒以内で入らないといけん!
ひとりでも落伍者が出てくるともちろん回数が増える。
入らないと、先輩がむちで背中を叩きながら走らせるし、それでもだめなら背中を押される。最後は押されたままなだれ込む。

倒れる。「起きろ〜ッ!」ムチでしばかれる。痛い。でも起きれない。ビシバシさらにムチが。そのうち痛いきもちいいに変わるーそれはないがよ!これは僕の脚色です。

ただ、本当なのは1年生の時の新人合宿でムチで追われた同期がいた事は事実だ。
1年生の那須の合宿では、まづ全員が10本16秒以内に入った後、11本目から3番以内に3本入ったら上がりというのがほとんど毎日あった。
45人の部員でだよ。
55本で終わりだが、50本ぐらいで終わりとなる。
もはや走れないのである。16秒以内では。


横道にそれるが45人中、高校時代、日本代表というのが8人いたことも付け加えておく。

1番早いのは13本で上がりというこんだが、そうそう世間は甘くない。
足が速い奴は持久力がないから、最初の1本、2本は全速でなんとかなる。
ほんと全速でないと45人で3番以内に入れない。
そりゃあ、みんなも必死だし、16秒以内に入れないと記録をつけているから入れない回数だけ増えていくし、3番以内も消えていくわけだ。
話を先ほどにもどすと、3番以内に入っても戻りがあるから息つく暇もないのである。
ラスト1本3番以内がもう出来ないのである。
さらにひどいことに16秒以内もおぼつかなくなってくる。
短距離早いのの宿命かもな。
11本目で1番になっためちゃんこ足の速く、風車のような足の1年生の合田君(おなじばあちゃん部屋で寝起きしていた)は結局最後の最後までふらふらになって先輩に背中を押され、むちでしばかれていた。

そんなわけで、15本ぐらいで上がってしまうのもいるが、僕らは足が遅いので、最初から勝負をかけない。
ひたすら、16秒ギリギリでラインをまたぐ。
戻って、ゴールラインの前に立って用意をするが、みんなだんだん前に出る。
最初は1歩なんだがそのうち、上級生も下級生も区別なく、少しづつ前に出るようになる。
「前出るなぁ!」という声も最初はあるが、30本を越える頃になると、だれもうるさいこと云わなくなる。
全員が前に出てくるわけだから!
終いにはゴールエリアの横のラインぐらいまで出るようになる。
5.5メートルも前に出ているという事だな。
旗を降ろす合図と笛は105メートル先にいるわけだから、向こうからこっちのラインは見えないのである。
まして、霧なんぞ出たらすさまじく元気になる。
どんどん前に出るわけだな。

僕はそうとう足が遅いので、1年生の那須は30本目ぐらいから勝負をかけていた。
まあ、このころになると、もはや競争ではなく、16秒に入れなくなってくるわけだ。
夢遊病者のようなのも出てくるわけで、3番以内なんて考えて走っていないのもいる。

もはや、クラブを辞めたい!
辞めないまでも、なんとか理由をつけて山を下りたいと乞い願うようになるわけだ。
頭ン中はもうこんな練習いやだ。
学校も東京もどうでもええ、国に帰りたい!彼女に会いたい!
あまりの疲れに夜逃げも出来んのである。

だいたい午後の練習3時間やってだ。それからインターバルだに!
1時間半はインターバルだに!
もちろん、午前練習でもインターバルはそこまでやらんにしてもあったし、さらに午前は昨日発表したうさぎ跳びのメニューが入っているわけだ。
夜は夜で腹筋大会と枕押し大会とかがある。
練習に名を借りたイジメだよな!

この夏の那須は10人ほどがパラリンピックになった。
紅白戦なんぞはほとんどしないで基礎練習だけだぞ。
走りと筋トレだけだぞ。
めちゃくちゃな合宿で、秋のシーズンまで立て直せず、史上最強といわれたのに、結果的には史上再弱になってしまった。
僕は、頑張りすぎてというよりも、ひどい目に遭わされて、この合宿のあと、2ヶ月入院した。
トホホじゃあすまんぞ。
訴えてやりたかったけんど、ワセダが好きだったんで、両親を説得し、自らうやむやにした。

とはいえ、マコトさんに云わせると、鬼助いや直助さんが4年生の時も一生忘れんほどいじめ抜かれたが、優勝したのでそれはそれでいい練習だったと云ってくれているがよ。
やっぱし、結果が大事だよな。ジャンジャン!
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by gsfc_aoshima | 2007-02-15 07:13 | ワセダ | Trackback | Comments(0)