トップチームとは

うちのトップチームは2000年に産声を上げた。
2001年に神奈川県3部に登録し、3年間の研修期間?を経て2部に昇格した。
そして2部で同じく3年間頑張って来年度からは県リーグ1部で勝負することになった。
当初は「県1部にでもなれたらいいな」という乗りだったと思う。
でも我々は違うんだな。
入れ替わりはあったにせよ、発足当初のメンバーが、いまでも頑張ってくれているし、その後も若くて活きのいい新しいメンバーが加わってくれてここまできた。

でもここまできたら更に上を目指そうとなるのは必然で、関東リーグで満足するのか、更にその上のJFLや、J2やJ1を目指したってゼンゼンおかしくないのである。
上があればそこを目指すのは「男子の本懐」だ!
アスリートだったら普通の事だ。
ただ、個人だったら、どうちゅう事もないんだがチームで目指すとなるとそれは大変な事でもある。
サポートする人だって必要だし、上に行けば行くほどカネもかかる。
関東リーグで最低300万ぐらいは必要だろう。
JFL以下は、ほとんどがアマチュアだから選手だってお金がかかる。

でもここまできたら勝負をかけるのは当たり前の事で、僕は最近、声高らかに「Jを目指してます」と会う人ごとに言っている。
人からなに言われようとどうちゅう事はない。
悲しいかな、そういう環境にいない人ほどああでもないこうでもないという。
「そんなの無理だ!」
「カネあるのかよ」

僕は内心思っている。
カネは、ぼくのふところにはたまたまないだけで、くれてやりたいけど使い道がないという人はゴマンといるんだから心配はしていない。

だけんど上のレベルを知っているひとほど「頑張れ!」といってくれるから不思議だよな!
昨年秋に鬼武チェアマンと会った時に「今こんな活動をしていて、20年かけてJリーグを目指してます」といったら、とっても喜んでくれた。
「死んでも頑張れ!」といってくれた。
そんなもんだ。

突然チームを作って「Jリーグに行く」と言っているのではない
下部組織も将来作りますと言ってチームが出来たわけでもない。
そんなアホじゃあない!
世の中にはそういうのも多いがよ。
底の底のジュニアから発足してきてJr.ユースが出来て下部組織がきちっと出来てのトップチームなんだから「自然の成り行き」なんである。

そういう意味ではサポーターの数は相当多いと言ってもいいだろう。
昨年の入れ替え戦ではカナガワクラブとうちとの死闘があったわけだが、双方とも下部組織の応援があったわけで500人ほどの応援合戦ができたほどだ。
県レベルではあり得ない光景だったと思う。

こどもたちが応援出来るチームを持ってるなんて素晴らしい事じゃあないかい!
そして、こどもたちがトップチームを目指してくれたらとってもうれしいことなんだな。
今は、うちの子ども達もFマリノスや横浜FCの応援をしている子も多い。
それはそれでけっこうなこんだ。
レベルの高いゲームを見る事でうまくもなるし、サッカーを好きになる要因だ。
だけんど、それが自分のチームの応援が出来たらもっと素晴らしい事だと思う。
早く、そういうことが日常になったらどんなにいいか!

トップの選手たちも、好きなサッカーを自分だけ楽しめたらいいんだということではなくなってきているんだな。
選手にはそういう自覚も必要になってくるわけだ。
子ども達のためにもがんばってほしい!
by gsfc_aoshima | 2007-01-30 06:12 | 横浜GSFC