シュートの打ち方が違う!

ワールドカップの今大会を見て、感じるのは圧倒的なシュート力だ。
たしかにボールが、また格段の性能のアップを感じるのは云うまでもなく、正しく蹴れば正しいなりの軌道を描いてくれる。
失速はない。
蹴るポイントによって微妙に変化するし、思っていた以上にスピードが乗ってくる。
かつてのボールはあるポイントまでくると急速にすとんと落ちてしまう。
ゴルフで云うとこのクラブヘッドを抜くスイングが出来んとすとんと落ちて距離が伸びないのと似ている現象だといえばわかりやすいだろう。

日本vsブラジル戦のカカのシュートなんぞはこの類いだと思う。
川口にとっては右肩口で手をのばせばとれる距離のそんなに難しくない場所だっと思う。
それが初速よりもスピードが増してきたんだろう。
ペナの外から打たれて、セービングで飛ばない距離で、手と手の間を抜けるシュートなんてある意味、GK失格なんだが、川口もびっくりしたんだろう。

このカカのシュートのように、ボールをきちんと打てば必ず枠にとんでくれるというようなシュートがとっても多い大会だと思う。
セットプレーの場合を除くとカーブのかかったシュートはとっても少ないような気がする。
これも、相手DFの寄せやプレッシャーがキツいため、カーブをかけてシュートうてるような状況ではないかもしれない。

なぜこのような事が、気になるかと云うと、
高原がドイツとの練習試合で見せた1点目のシュートのようなサイドキックで浮いてしまってさらにカーブがかかるようなキックでは世界に通用しないのではないかということだ。
あれはたまたま入ったのである。
へたすると、ゴール上に行ってしまうキックだからだ。

ドロクバのセンターリングからのシュート
メッシのドリブルシュート
ジダンのスペイン戦でのシュート

この三つのシュートをわれわれは見習うべきではなかろうか。
足を振り上げるシュートではダメという事をもっと自覚すべきである。

早慶戦で早稲田が圧倒的に責め立て、ゴール前からの慶応のクリアをペナの外からシュートを立て続けに打っていた。
みな、ゴール上にふかしていた。
これッてどこかで見た覚えがあるなぁと思ったら、日本VSマルタの試合だった。

そのぐらい、ワールドカップではふかすようなシュートがなかったからである。
あれでは40年前のオラ達と何ら変わりがない。

ジダンにメッシにドロクバになれといってるのではない。
そういったシュートの感覚をあたまにいれろということだ
ジダンのあのキックならぜったいゴロでいけるからだ。
それにはもっと足腰きたえんといけんかもしれんがよ。

もし、失速しないボールがあったとしよう。
どんなに素晴らしいシュートでもバーの上を通り越したボールは地球1周してきてもゴールには入らない。
基本はやっぱり転がせダよな。
キーパー一番捕りにくいんだもん。

オシムには期待しよう。
でもキックの仕方から教えてやらんと。
たとえそれが中田であってもよ。
 
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by gsfc_aoshima | 2006-07-03 06:37 | 世界のサッカー | Trackback | Comments(0)