充実過ぎる一日

仕事がハードな上に風邪ッピキでもう最悪な状態が続いている。

雨は止んでいたが、気になるので傘も持っていく。
コンビニで買った300円の奴さ。
6時45分のバスで出発。 
戸塚の駅で東海道本線に乗り換えた。
すでに傘はなかった。

大船から6時54分の特急東海に乗る。
この1週間で4回乗っている。
まあ、新幹線よりずっといい。

大船駅で乗り換え。
隣のホームでは東海道の列車が「東海様」が来るのを待っている。
東海様が出てから出発する。
だから、待ち時間があるので、列車も混んでいる。
オラぁが乗る、東海は特急券がすこぶる高いので、庶民にはなかなか手が出ない。
だから、いつもガラガラだ。
乗り込む乗客からして、レベルの高そうな感じもしないでもない。
いやぁ、それはないけんど、そう感じてしまう何かがある。
金持ちそうなのが多いかな。
いやぁ、それもそうでもないな。
高校生まで乗ってくるもんな。
ガラガラなのに立ってる高校生がいる。
トイレの近くにいる場合が多い。
小田原辺りまではトイレには入れない場合が多い。
これがよくわからん。
オラが推測するにだ。
ひとりがトイレに入っている。
車掌の姿をみると、全員でトイレに駆け込む。
なかなかずるがしこい、いい考えだな。

それから、車掌が来ると、席をそおっと動く輩もいる。
大人でだ。だから、進行方向前目はけっこう空いている
みんな考えてるなあ。
せこいじゃないかよ。
まあ、高校生は許してやる。


切符拝見があまりおこなわれない。
車掌が来ると、特急券を持ってない人がほとんどで、1両だけでも清算にけっこう時間が
かかる。
その間に平塚に着いちまう。
平塚でばさっと降りるんだな。

まあ、熱海以降までの人はほとんど特急券を買っているな。
列車の中でちょこちょこ移動と、トイレの活用で特急券を購入しないでいける
のは間違いない事実だ。
まあ、暇に任せてそういった輩を観るのも時間つぶしには良い。
通過駅でプラットホームに立ってる人を見るのは、大名行列みたいで、ちぃっとばっかしいい気持になれるんだな、これがよ!
静岡に着く頃には、1両で4、5人だな。

新幹線でもいいんだけんどよ。わざわざ、横浜まで行って、乗り換えて、東神奈川まで行って、また乗り換えて、新横浜から「こだま」だぞ
各駅停車の「こだま」じゃあ話にならんぞ。
各駅止まるのはそれはしょうがないとしてだ。
あの、列車の通過待ちで5分ダベサ。
あれ、なんとかならんの。
最悪は2本通過待ちなんてぇのもザラだぞ。
徳川御三家なみの「のぞみ様」やら譜代大名の「ひかり様」なんてぃのに
すかすか抜かれてよ。
料金もほとんど同じなのによ。
行き先でこの落差はなんずらよ。
静岡にのぞみを止めロッつうの!
通過のたんびに、ぐぃ〜〜〜と圧迫されて揺らされてよ。
脱線したらどうするんだ。
止まってて脱線したらしゃれにもならんぞ。

こだまに乗ってる人って、疲れた顔の人が多いと感じるのはこのせいだな。
みんな、抜かれる瞬間に緊張しているんだぜ。きっと!

はなしが横道にそれたがよ。
静岡についてタクシーに乗って降りたら、まさに集中豪雨の真っ最中に出会っちまった。
傘がない。
目指すビルまで15メートル。
走った。
もちろん、すぐ着いた。
ズボン、セーターびしょびしょだった。
下着まで行ってないのがせめてもの救い。
風邪引いているのでまたまたぶり返してしまうぞぉ
まあ、傘があってもすごい横風で濡れてたがよ。
打ち合わせが弁護士事務所なんだけんどよ。
これが、いまTVであるような女性弁護士事務所なんだな。
所員も全員女性だぞ。
事務所もTVに出てくるようなしゃれた事務所だ
「洋服脱ぎますか。パンツ買ってきましょうか」
云うわけないじゃないかよ!
「どうしたんですか。その恰好は!」
これだけだった。
せめて、そのぐらい云ってほしいよな。本心じゃなくてもよ!
打ち合わせが終る頃には体温で乾いていた。
人間乾燥機だぞ。

仕事も順調に終わり、小田原でもう1本仕事があった。
事務所に書類を忘れていた。
新幹線で横浜に戻って、再度小田原へ。
この時、ジャンパーを手に持っていた。
下ろしたての奴をだ。
かばんは足元、
ジャンパー横に置いた。
がらがらだ。

大船まで寝てしまう。
降りた時にはジャンパー持ってなかった。
なにか足らんなあ、と思った時にはジャンパーは静かに久里浜まで向かっていった。
忘れ物届出書にサインした後、小田原に行く。
小田原で用を済ませたら、連絡有り。
「久里浜駅にジャンパーあります」

久里浜ってほんと遠いぞ。
駅構内での処理だったので、切符は余分に出さなくてよかった。
これはうれしいな。
特急券持たないでも、改札こなくて得した気分ってこれだな!

途中、大船駅で人身事故発生で、鎌倉駅で待たされる。
通勤時間帯に安易に飛び込むな。
ヨオック考えて、深夜の貨物列車に飛び込めツウの!
もっと、JRもきちんとコマーシャルしろよな。
「通勤時間帯の飛び込みはやめましょう。
残された家族に多大な負担がかかります。
一生涯JRには乗れません。
深夜の貨物列車への飛び込みお勧めします。
こちらですと、残されたご家族には、一週間北海道周遊のフリーパスがもらえます」

やっと東戸塚に到着。もはや真っ暗だ。
東戸塚のバス停で、運転手がドアを閉めると乗客が来るので空けてやる優しい運転手。
乗り込んだのでドアを閉める。
その乗客がなかなかカネが出ない。
またドアを開ける。
また乗り込んだ。
だんだん、一杯になってきた。
おいおい、出発しないのかよ。
途切れたのでドアを閉める。
信号赤に変わっていた。
1メートル動いたら、またドアを開ける。
空けんでいいぞお!
結局空けたり閉めたり4回繰り返して、満杯状態だ。
定員超過で警察に云うゾオ!

夜7時からのあすなろ大会の印刷屋さんとの打ち合わせにも遅れてしまったじゃあねえかよ!
最後まで、いろいろありましてほんと充実した、一日でした。
いろいろありすぎて、家に帰る頃には風邪も治ってしまいましたとさ!
by gsfc_aoshima | 2006-04-20 20:29 | 恥ずかしながら直助