御殿場の中華屋

昨日、仕事で御殿場に行く。
午前中、静岡で仕事を済ませ、沼津から御殿場線に乗り換える。
初めて、御殿場線に乗る。
沼津からとことこ御殿場を廻って、神奈川県の国府津までのローカル線だ。

2両編成なんだが、電車の乗りごこちがなかなかいい。
新しいからシートがフィットする。

それから、ワンマン列車の意味が分かるまでけっこうかかった。
どう言う事かと云うと、無人駅で降りるときは、運転手にお金を払ってくださいという意味。
また、無人駅から乗り込むときは、番号札を取るらしい。
ドアも駅によっては開く場合と運転席までいかないと開かないというのも駅ごとに
放送される。
清算も運転手とやるようで、釣り銭のないようにとの放送もある。

けっこう、不安な状態で大丈夫かなと思いながらの30分だった。
いつも大枚しか持っていないので小銭の用意が無いからだ。

御殿場に着く。
杞憂だった。立派な駅だし、御殿場線というだけあって降りる人がいっぱいだ。
ちゃんと駅員もいる。
とはいえ、初めて乗る線は緊張するな。
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駅前に降り立つ。
そういえば、たしか1年前に仕事の帰りに車で来て御殿場で飯を食べた事を思い出した。
駅前から、北に入ったこの通りだ。
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この通りを進んだとこにある中華屋だ。
名前は出さないが、この際、話しちゃえ!

古びた見るからにうまそうでない店だったが、
「こういうお店のぎょうざはうまいだいね!」という輩がおって、のれんをくぐる。
4人で入ったが、誰も客がいなかった。
ちょっときたない感じだった。
コバエが飛んでいる。

もちろん、まずビールだ。
ぎょうざもオーダーする。

トイレにたった。
ドアをあけたら鼻がまがっちまうほどの強烈なにおい。
なんなんだ!このトイレは。!
汲み取りだ。
飯屋がくみとりかよ。

ゲッエ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜とおもいながらも息止めずに用をたした。
あたまがおかしくなりそうだ。

席に戻ると、ギョウザが出来てきた。
みるからにうまそうでないがビールのつまみなんでこんなもんだな。

前に座った仲間がお酢のいれものを持ったまま固まっていた。
「ウン?」
おいらも思わず目線をびんにやる。
 
くろいもんがいっぱい浮いている。
ゴマかよ。
4人全員が固まる
ぎへ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜コバエじゃんかよ!
となりのテーブルのお酢の瓶もはいっているぞ。

「すんません!おやじさん!ちょっとぉ」
店主を呼ぶ。
「お酢の瓶のなかにコバエがいっぱい浮いているんだけんどよ!
どうなってるずら!」

店主、瓶を手に取って言う事がニクかった。間髪入れずに
「はいっちゃんだよねえ。コバエが!。差し口からうまくはいるもんだよなあ!」
一同、淡々たるそのお言葉にガビ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!
入るかよ〜ぉ。こんなに何十匹もよ。
列なしてこんなせまい差し口からはいるかよ。

店主は他のテーブルを廻って点検する。
「あら、はいっているねえ。これもだ、これもだ」全部かよぉ
ということは、だぁ。しょっちゅうコバエがびんに入っていて、すくっているに、ほかならんという
ことじゃんかよ。
もはや、だれも手をつけなかった。ひとりを除いてだ。

以来、この男が「入ろう」と言った店には絶対入らない事になった。

1年ぶりにお店の前に立ち止まった。
なんとか菜館と書いてあって、あいかわらずの感じでまだ店は健在だった。
白髪頭のコバエのオヤジがガラス越しで見えた。

どうでもいいこんだが、元気そうだった。
人間もあのぐらいの、淡々とした居直りは必要かもなとも思った。
呆れちゃうぐらいの居直りは怒る気にもならんのである。
お店にはいったオラ達が悪いのかもな。
だから、世の中おもしろいのかもな。いろんな人がいて。


とはいえ、ここのトイレで鼻曲がったあたりから、嗅覚が駄目になったような気も
するんだがよ。
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by gsfc_aoshima | 2005-11-05 07:24 | どうでもいい話 | Trackback | Comments(0)