プリンスリーグ 前橋育英VS韮崎

5月22日(日)は富士北麓公園陸上競技場で開催されたプリンスリーグを観戦する。
この日はJr.ユースの3年生16名を引き連れての大所帯で行動する。
28日から春季リーグが始まるので、選手達になにか考えさせる材料があるんではないかと思ったからである。まあ先輩笠原を見せるのもいいことかなとも思ったりした
レベルの高い高校生の試合を観たのは初めてというこどもも多かったようだ。

試合は午後1時半なので10時半に横浜を出る。日曜日なのに道路はすいすいで1時間半でグランドに到着する。なにもない山ん中に突如、公園が出現したというような感じで周囲にはなにもなく、富士のすそ野のど真ん中といってもよい。すぐそばはもう自衛隊の北富士演習場である。まあそんなことはどうでもよいが

施設が老朽化しているようで建物工事中であった。子供達はまあ、楽しそうでもある。
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ただ何もないとこなんで試合開始までひたすら待つ事になる。
笠原は4番をつけている。ほんとに大きくなった気がする。
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この日は線審が女性でスピードについていけるかいなと思ったが、予想以上に足が軽やかでそこそこ走れていたのは驚きでもあった。
頑張っているなあ!といった案配でもある。
試合は育英のバックが安定せず、かつ韮崎の小柄な中盤がちょこまかちょこまか動いていたので前半は0−0で終わる。どうも育英は乗りが遅いのである。
本来は左DFの17番をトップに持っていったので笠原が左サイドに廻ったら、真ん中が安定しない。
結局この17番をDFに戻してからやっと落ち着きを取り戻して本来のサッカーが出来るようになった。ちょっとしたことではあるが、微妙に選手達の精神状態が浮ついていたのが明らかになり、とっても勉強になる。
付け焼き刃はあかんなあといった具合かな。
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後半、左サイドから切り込んで真ん中に流れた時、シュートコースが空いた。その一瞬の隙にシュートを打つ。強くはないが低いゴロのボールで、コースをコントロールされていたのでキーパーはセービングするも捕れなかった。
こういうぼてぼてともいって良いシュートでも1点は1点である。
これに対して韮崎はいい攻撃をするも最後のシュートが不正確で、育英のDFにしてやられたといった感じだ。
2点目は右サイドを崩してからの得点で、いいタイミングでシュートを打っていた。
トラップをした時、もうシュートは決まるなという感じがした。

韮崎DFは3人だったが小柄だったのでヘッドの競り合いで負けだしてから流れが育英に傾いたと思うし、疲れてきたからマークが甘くなってもいた。
ボランチの14番が187ぐらいあるでかい奴でこれをもっと有効に使えないのかなという気もした。前半はこいつの頭に当たっていたが、頭を通り越すようなボールが出始めたら、消えてしまったのが残念だ。4バックにしてセンターで跳ね返していたらもっと生きてくるような気がする。
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そんなこんなで育英の完勝に終わって、みんな気持ちよく帰れたが中学生の服装だけはどうもいただけないというかピンとこない
こちとらが古くさいのは分かっているが、だらしがない格好に見えて仕方がない。
強制的にジャージにさせてしまうか!

それから、昨年までJリーガーであった佐藤尽さんにあった。最後はコンサドーレで現役を終えた。フリューゲルス時代、原田君を介してクラブハウスであったことがある。
もちろん、すごい前の話なんで向こうは覚えていなかった。
今はコンサドーレのフロントでスカウト活動もしているらしい。こんな山奥までたいへんなこんである。でもサッカー辞めてもサッカーでご飯食べれたら最高ずら。
あたらしい人生の門出に祝福あれ!

最後に、笠原嵩太のこの試合の通信簿は「6」だな
by gsfc_aoshima | 2005-05-25 06:26 | 高校サッカー