2013年度が始まった!

年度末の週末は、ほんと寒かった。
真冬に逆戻りで、桜がなんか場違いの感じでもあったし、お花見なんぞしていたら風邪引いちゃうよな。
駅では、大きなスーツケースを引きずっている若者が目だっていた。
今日からの新入社員研修の前夜入りなんだろう。
皆さん、期待と不安でいっぱいなんだろうな。
オラたちの頃は永久就職の時代。
今は、文句言ったらすぐ辞めてやる。

オラも大学出たての時の研修を思い出す。
なにせ1年間の研修だから!
1週間ではなく1年間だから!
それも新入社員とは言われず、「見習社員」

入社1日目は入社式は当然あるものと思っていたら、約1年後のオーナー面接がそれだった。
入社1日目は原宿から全員でおんなじ服装をわたされ−カーキ色の作業服にあごひものついた帽子をかぶるーいやはや、山手線の中では超恥ずかしかった。
消防隊かよ!

その日は増上寺の徳川家菩提のお墓周りの清掃。
夕方の帰りは芝から原宿まで歩いて行進。
ロシア大使館近くでは右翼と間違えられそうになったしよ!

大磯ロングビーチではライフガードもやったし、箱根竜宮殿では、法被着て旅館の番頭もした。
新婚旅行のカップルのお布団もご用意したりもした。
もちろん、悔しいからお布団わざと離したりして。
この時の研修で布団メイクはいまでもばっちし!
毎夜毎夜の大広間の宴会のあとは、残った日本酒をヤカンに集め、食べ残しの天ぷらや刺身を大皿に集めて、見習社員だけで夜毎の宴会。
もちろん、見習社員は1年間は禁酒禁煙なんだが、もう事業所ではそんなこと言っていられない。
酒でも飲まにゃあやっていられない。
禁酒禁煙が見つかって、全員連帯責任で本社の大食堂で背広姿で正座もした。

竜宮殿のお泊まりの団体さんのおばあさんからは、『よほどのご事情があって、こんな若い身空で番頭さんやられているんですね!ありがたやありがたや」と手を合わされたりもした。
逃亡者でも、組から追われているやくざでもないのによ!
お客さまからは「ほんとにいい温泉でからだも温まりましたよ」といわれたりした。
当時は沸かし湯だったのだが、違いますとも言えなかった。
今は温泉だが!!
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右端の一番上にある櫓みたいなところで寝泊まりしていた。当時は物置に使っていたのを見習社員用に空けてくれた。

自衛隊研修は練馬駐屯地に入隊。
「君たち、ほんとに普通の会社の新入社員かい?右翼団体?それとも体育会?」
「いますぐ自衛隊でも5年後には将校になれるぞ。自衛隊に入らないか!」

苗場スキー場ではリフト動かしたり、雪崩防止作業なんぞも経験。
リフト券売り場では、バケツを足の下において千円札を踏みつけていた。

禁酒禁煙、禁麻雀、スポーツ刈り。全員寮生活の1年間の禁足令。
スーツケース1個で1年間を過ごす、東日本を社員寮から社員寮への渡り鳥。
とにかく言い方によっては、はちゃめちゃな研修1年間。

1年間のとどめは、翌年の3月末に行われた、見習社員全員でのオーナー面接。
この全員面接の準備に2週間の教育。
面接のための研修を人事課が部長以下、死にものぐるいでオラたちを教育する。
11ヶ月も研修してるんだから、統率、挨拶、服装すべてが北朝鮮の軍隊みたいになってるのに、更にその上をいく教育。
オーナーから、こう言われたらこう答える。そこまでやるか!
それを2週間。朝から夜まで。
こんな会社、日本中探しても1社しかない。

クラブの後輩が就職したいと来ても、当時は若かったので『辞めとけ』と全部断わった。

この年になって、今、考えると貴重な1年間でもあった。
終生の共となる同期が出来た1年間でもあった。

みなさん!
ぐっと我慢も大事だぞ。理不尽で、世の中苦しく辛いことがあるからこそ、楽しいことも見えてくる。
日本人としてのアイデンティティと誇りを持って、日本のお国のために必要とされる若者になってほしいよな。
年度始めから、まとめさせていただきやした。
なんかいい2013年度になりそうである。
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by gsfc_aoshima | 2013-04-01 05:52 | 高尚な話 | Trackback | Comments(0)