WKユナイテッド

横浜国際でのキッズの大会を終了してから,日吉にある慶応サッカーグランドに向かう。
本年設立された50歳以上のチーム「WKユナイテッド」の第1戦が行なわれるからである。
膝の状態悪く、そんなに走れないのでまあ、ちょっと出してもらえばいいかなというぐらいの感覚でグランドに行く。

ところがだ。いっぱいきているなとおもったら。それは相手チームの話でこちらは、おいおい14人しかいないでねえの。それもだ、あきらかに60以上のよぼよぼがいるではないか。
人数が足らない為に,慶応さんがとりあえず、近くにすんでる人を呼んでくれたらしい。勿論OBではあるが、ちょっと心配だ.走れるのかいな!。

そういう直助も全然走れないので(ちょっと走ると膝が悲鳴を上げる。またアキレス腱を2回切ってるので足首がすぐ腫れて来る。)偉そうな事云えないが
一昨年半月板損傷になった。東大OBとの試合で総白髪のじいさんに蹴られてパカッと割れたのである。手術をしたのだが、ちょっとボールを蹴ったりするとすぐ水がたまってくる。試合が終わると,歩けないぐらい腫れる。

そんな状態なのを監督(ホンダの福島さん)知ってるので,最初はラインズマンをやらせてもらう事にした。25分を3回だから1回やればいい。

早稲田から5人,慶応から9人の構成で試合に臨むのであるが,早稲田は元日本代表の大野さん,同じく細谷さん、福島さん、直助、岩谷の5人で、慶応は知ってるのが福井さん、大前さん、坂本さん、高見沢さん、斉藤さんであとはわからない。
超人大野さんがいればそこそこかもしれん。細さんも昔はうまかったし。

慶応の高見沢氏から「直助さん、これを悪い箇所に塗り込んでくださいな」とへんてこな液体の入った小さなペットボトルを渡された。
膝以外のところはサロメチールでガンガンだったので,首かしげながらも塗る事にする。
「RICOVERY GEL」 粘度科学研究所ーーーー『大丈夫かいな?」
細さんが「俺肉離れしそう。だめかも。ひっかかっているぞ」
すかさず高見沢氏「これ塗れば大丈夫ですから」細さん『頂戴」高見沢「いけますから」
ほんまかいな!。直助もこれみて塗り込む。粘土っぽいぞ。

試合始まり,ラインズマンをやったのだが、1点を入れられるがそこそこやっている。
云うの忘れたが相手は湘南ペガサスというらしく、毎週試合をしているとのことで、今日は40代が2人出ているらしく、こいつらがめちゃめちゃ走る。DFは慶応の60代でスコンスコンにやられたが、相手シュートミスに救われて1点で納まった。
細さんだめだといったのに大丈夫じゃあありませんか。帰ってくるなり「いけるでぇ!」
高見沢氏『魔法の塗り薬ですから」

2本目に出る。気のせいか足が軽く,走れる。ボールもカットできるし,パスも通る。「あれ〜痛くねえぞぉ」25分経っちゃった。「おい、足いいんでねえの?」「はあ!」
3本目も出る。びんびんでぐんぐんやれる。こんなの1年半ぶりだぞ。たばこもやめてるので、息切れもなし。けっこういいみたい。
結果は3本目に細さんから大野さんにパスが出て,アウトサイドのシュートでゴ〜ル。
2−2で引き分けた。
50分だったが痛みもなく120点の満足度になっていた。
またチームとしても湘南ペガサスは神奈川県で2番目の強さという事で、最初にしてはよかったのかな。なんかやれそうな感じである。みんな休まず出てくればの話であるが。

それにしても粘土の入った魔法の液体はすごいものがある。成分わからんでも腫れがでないのはすごいし、2日経ても水がたまってないのである。
チームの常備薬として絶対必要かもな。これさえあれば全国大会優勝も夢でもない。ちょっと直助単純かなあ!
by gsfc_aoshima | 2005-02-07 11:09 | 大学サッカー