ああっ!感動した

4/21(土)東京シニアサッカー大会があり、オラも参加し、DFではなくトップ下をやらせてもらった。
試合結果は1回戦で昨年優勝したチームに1ー0で勝ち、次の試合も1ー0で勝って5月の次戦に勝ち進む。

昨年の3/11の大震災から1年経った日に、くしくも震度6級のぎっくり腰に襲われ、痛みも十分残っているし、この試合もできるかどうか、またまた、ぎっくりに襲われ、腰が完全に逝かれるかもしれないという心配もあった。
絶好のシュートシーンにこけたりもし、チームメートというか大先輩諸氏の冷たい視線もあった。
なんとか、やり切ることは出来たが、骨盤から首まで、カキンカキン。
また、ヒザ、オイル切れで、かつて、半月板損傷で手術したところの痛みも出てきているし、水も明らかに溜まっている。
ぷっくりと!
右足首も身体の重みに耐えきれず、悲鳴を上げて見事なまでに腫れている。

どちらも試合が終わったあとから、ずっと冷やしっぱなしでもけっこう腫れちゃっていたわけで、体重5キロは落とさないと厳しいかもしれない。

オラのことはちょっと横においておいて。

この日、2試合目の直前に事件が起こった。
試合をやり終えた、前の試合の選手が控えに戻った時、1名の選手の方がグランド横で倒れたのだ。
もちろん若い人ではない。
60歳以上の大会なので、たぶん、65ぐらいの方なんだろう。
心臓が止まってしまった。
いわゆる心肺停止というやつだ。

大騒ぎになった。
審判の方達と整列しようとしていた矢先である。
そこからは、ドラマを見ているようだった。

3名の審判−30なかばのような気がしたーが、いわゆるAEDを取りに走った。
AEDの設置してある場所まで15mぐらい。
ダッシュで取りに走る。
3名のチームワークはスゴかった。
たぶん1人のかたが救急車通報。
二人で、すぐさまAEDを取り付け、電気ショック、ひとりが胸骨圧迫の心臓マッサージを。
心臓マッサージを続けること2分ぐらいだろうか。
スゴく長く感じた。ひたすらリズムよく押し続けた。
目が開いた。
そしたら、1人の審判の方が「皆さん声かけてあげてください」
その場にいた全員で「がんばれ、がんばれ」のコールになった。
もちろん、オラも通りすがりなようなもんだが、大声で「がんばれ!」

そして、1回の電気ショックと心臓マッサージで意識を取り戻した。
なんだか、目頭が熱くなった。
命の尊さみたいなのも感じたし、若い審判緒士のあまりにも自然な対応にも感動した。
たぶん、そこにいた誰しもが感じたにちがいない。

救急車がきたのはそれから10分後ぐらいだったと思う。
彼らの処置がなかったら、助からなかっただろうと、誰しもが思った。
そして会場が駒沢オリンピック公園内の第2競技場というAEDを常備しているのも幸いした。
彼を助ける条件が揃っていた。
まさに紙一重での生死の境目だ。

彼はもうサッカーは出来ないかもしれないが、社会生活は取り戻せるだろうし、命が救われたことだけでも家族は涙を流したことだろう。

救急車が来たときは僕らは試合をしていた。
そうです。
意識が回復したら、審判の方が「さあ、試合をしましょう」
なにごともなかったかのように、オラたちを促した。
言葉にできないぐらいの感動をこの時ももらった。

僕らはこんな状態では試合できないなあと、テンションは大さがりだったが、万が一、同じようなことが起こっても、この審判の人がいるから大丈夫だと思ったし、

とにかく、そこの場にいた、オラたちはAEDの器具を触ったことがない人ばっかだったとおもう。
ただただ見ているだけだった
サッカーは好きだが、年ばっかり食っているジジイの集団だった。
あまりにも無能だった。

審判の黒い制服が、あまりにもその場で際立ち、まさに救命士そのものだった。
60を越えて初めて、命を救うという現場に遭遇した。
たぶん、サッカー協会の審判講習の中に、このAEDの使い方、心臓マッサージのカリキュラムがあるのだろう。
普段からのこのような取り組みがとっても大事なんだということ。
松田直樹の死が無駄ではなかったということも。

うちのチームでも若い選手やスタッフが講習を受け、AEDを帯同することも必要なんではないかと痛感した。
せめて、講習だけでも!!

もちろん、オラだってマウスtoマウスの救命のほうだったら講習も受けているので、こちらは対応可能である。
それから、ついこの間、グランドで死ねたら本望なんていったが、これはこれでみんなに迷惑がかかるなと思った。すみません。
by gsfc_aoshima | 2012-04-23 08:51 | 高尚な話 | Trackback | Comments(3)
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Commented by yusuhara at 2012-04-24 17:33 x
助かって良かったです
感動致しましたm(_ _)m
Commented by もろにゃん at 2012-05-08 23:32 x
うちの父もまったく同じような状態、テニスの試合中に倒れ、AED、まわりの皆さんのおかげで助かりました。すっかり元気になってまたテニスしてますので、この方もきっとまた好きなサッカーが出来ますよ。
私も救命救急の講習を受けた事があるのですが、今はマウスtoマウスは感染防止のため、あまりお勧めしないとのこと。もしやるなら感染予防用のシートを使ってくださいとのことでした。それより心臓マッサージが大切だそうですよ。ぜひ一度、講習を受けてみたら良いと思います。
ところで、神奈川県サッカー協会が泉区に「県フットボールセンター(仮称)」を建設する記事は読みましたか?
Commented by gsfc_aoshima at 2012-05-10 06:55
そういえば、もろにゃんさんの父君もそうだったよね!
僕もマウスtoマウスの講習は受けているのですがAEDも機会あれば受ける予定です。
グランドの件は知っていますよ。相鉄さんのご好意も相当あるんでしょうね!!
ていうか、いつかは小さくてもいいから自前のグランドを持ちたいですよね
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