ぎっくり腰生活17日目

3月27日、浦和まで電車で行く。
大事な仕事がたまっているのと、評判の鍼の先生に施術してもらうためだ。
自宅からバス停まで約120m。
東戸塚までバスに乗る。
駅のエスカレーターで3階まで。
普段ならどんどんエスカレーターも歩くのだが、腰の具合が心配なので静かにしていた。
そもそもバスを降りた時から足腰が安定しないのだ。
なぜか身体がフワフワしているのである。
風邪引いたりして熱が出て、身体の筋肉がぱさぱさな時とよく似た状態だ。
17日もおとなしくしていると、やっぱしボロボロになっちまうんだということを改めて実感。
浦和までからだ持つのかい!

湘南新宿ラインで横浜に着く前に、電車がポイントのところでガタンといった拍子に、後ろに倒れてしまった。
踏ん張りきれずにだ。
倒れたのはオラ一人!
まさにジジイそのもので、ヤッパし帰った方がいいのかと瞬間思ったら、若い女性が席を譲ってくれた。
もう終わりだと思ったが、浦和にたどり着くには、ここは座らないと腰が保たない。
この時点で、既に老人!!

やっとこさ、浦和に着いて事務所に行って少しばかり作業。
いたいのは我慢して、予約の時間まで2時間待機。

クルマで鍼の先生のところまで乗せてもらう。

さいたま市桜区新開2−1−20
高橋はり灸治療院
048-863-1899

先生からは「痛くないし!。鍼は1ミリしか入らんでよ。それも瞬間ですぐ抜くし」
今までの病歴と、ケガ歴を聞かれる。
うつぶせになったと思ったら、とんとん鍼を打たれるが、痛くはない。
背中を50カ所ほど。
仰向けになっておへそ中心にこちらも50カ所ほど鍼を刺される。

「それじゃあ、起き上がって下さい」
あれぇ〜、楽じゃん!!
すきっと立ち上がれる。多少痛みはあるが、腰の筋肉が背骨を支えているのが実感できる。

「鼻が効かないのも、足が冷えるのも、肩こりも、とりあえず治療しておきましたで!」

「えぇっ?腹に鍼打っただけでぇ?」
「先生、アキレス腱切ったことで足首けっこう固いんですが!」
「じゃぁもう一度横になって」
おなかの1点を10回ほどとんとん。

あら不思議。
足首の可動域が広がってるずら。

結局、その日は夕方まで仕事が出来た。
背中丸まってないし。

多少は痛みがあるものの「8割ほど治しましたので、後は時間が解決してくれます。へっへっへュ!」
と云ってくれた先生のことばはけっこう信じられるだに。

亡くなった森孝慈大先輩もご愛用の高橋先生である。
名人かもしれない。
by gsfc_aoshima | 2012-03-28 08:16 | 恥ずかしながら直助