県社会人リーグ第4節vsVERDRERO港北戦その2

とにかく暑かった。
ベンチで黙って見ているだけでもくたびれる。
試合時間が15時でもそりゃあもう、暑くて暑くて選手は、ほんとご苦労さんである。

暑さのせいも手伝って、ベンチでは、レフリーの笛にけっこう敏感になって興奮しているスタッフ選手が多かったが、オラァはけっこう冷静だった。
もちろん点が入った時はベンチを飛び出し、立ち上がったが、後はほとんど立ち上がることもなく冷静に試合を見ることができた。
年を取ったせいもあるかもしれないが、今のうちのチーム状態の良さがわかっているし、絶対失点しないという確信があったし、選手を信頼していた。
レフリーの笛に多少の問題はあったとしても、それを克服しなくてはいけない。

ただ、暑さはうちの攻撃パターンを確実に単調にさせた。
サイドでの縦へのパスでの攻めがあまりにも多かったし、DFからトップへの浮きボールも多く、ボールが収まらなかった。
中盤で、ボランチの二人に一旦預けて、ゴロでの縦パスでFWのふたりのどちらかにくさびを入れても良かったと思う。
それをダイレクトで2列目にリターンし、もうひとりのFWにダイレクトで裏に通してやるプレー等が
欲しかった。
またそこからサイドでもよかったと思うし、バイタルエリアの使い方がほとんどなく、やっと後半終盤になってから機能し始めた。
やっぱし、FWが前を向いてプレーする機会がほんとすくなかった。
これでは志連とパパを生かすことができない。

結局、GK若田のロングキック1本に頼るような雰囲気になってしまったのも良くなかったかと思う。
またサイド攻撃によるDFの裏のスペースをイージーミスで突かれるという場面が前半2回ほどあり、決定的な場面を作られた。
これも開幕以来、当たりに当たっている守護神若田のおかげで得点にはならなかったが、ほんとヤバかったし、これを決められていたらと思うと、ちょっとばっかしぞっとする。

相手の港北さんのほうが決定的な場面を作るのは多かったと思うし、うちはどちらかというと得点チャンスはほとんどなかったかと思う。
そのぐらい連動した動きが少なかったし、完全にプレースタイルを読まれていた。
前日に練習したくさびからの三角パスをもう少し活用してほしかった。

それからセットプレーとりわけコーナーキックでのサインの徹底をはかるべきだと感じた。
だれがニアに入るのか、だれがフォアにはいるのかをその場で決めるのでもいいのだが、キッカーがどこに蹴るのかだけでも事前にわかった方がいいような気がした。
なでしこの宮間さんと澤さんのCKでの得点を見てさらにそんなことを感じたのである。

守備から攻撃に入る一番早いカウンターはGKがボールを保持した瞬間から始まると思う。
若田の正確な、速いキックとFWの動きだしで相手をかく乱し、シュートまで5秒もかからなく行けると思う。
広いグランドでないとなかなかこれを練習ことは出来ないと思うが、FWが前を向いて背中からボールが出てくること場面を作れる可能性は十分あるはずだ。
横に動き出して、縦に急角度で入っていけれさえすればオフサイドもないし、志連のスピードも生かせられる。とにかく前を向いてプレーさせてあげたい。

ここ4戦、とにかくGK若田の獅子奮迅が目立つ。
相手にゴールを入れられる気がしないし、後ろの4人もおたおたする場面がないわけでもないが奮闘して無失点を続けている。
それだからというわけではないが、あまりにもスロースターターすぎるので、早めに1点を入れてほしいのである。

そんなことを感じさせられる港北戦でしたが、港北さんはやっぱし強かったし、うちにはサッカーの神様がついていた。
by gsfc_aoshima | 2011-07-12 06:40