臭いがしない、匂いがわからん。6年ぶり少し甦り

かつて、2005年1月22日の直助は臭いがわからん、匂いがわからん、というのを投稿した。
あれからもう6年以上経ってしまった。

生活には多少、いや、だいぶ潤いがない。
ていうか、空気がさわやかすぎて、生活臭みたいのが懐かしくなってきたのである。
また、コーヒーだか、ココアだか紅茶だか、目をつぶれば全部同じようだし!

公衆便所に入っても、どんなにアンモニア強そうでも、目が痛くならないし。
でも、たまには、目も痛くなりたいと思ったりもしてきた。

だから2ヶ月ほど前から浦和の耳鼻咽喉科の先生のところに通っているのである。
もちろん、その時、先生には「3年ほど前から臭わなくなりました」と云って説明した。

「それなら、ダメになった嗅覚細胞が甦るかもしれんなあ!」−先生の忘れもしない感動のお言葉。

「甦るのならステロイドでもステテコでもローハイドでもなんでもOKです。副作用厭いません!(涙)」

オラんおっかさは「抗がん剤ビシバシ入れて下さい」といって、手足がしびれだして、寝たきりになり、亡くなった。
ステロイドで寝たきりにはならんだろうし!!

以来、寝る前の「エリザスカプセル」という吸入剤と朝晩の錠剤2錠だ。

以前使っていた点鼻役と違い、今回の吸入剤はすこぶるいい。
寝る前だけなので忘れないし。

以来2ヶ月、どうしたものか、すこし臭いがわかようになり、匂いも増えてきたのである。
これってうれしい。
もちろん、この春は花粉症とも皆無だったし。

鼻の通りが良くなってきたのかも。

1週間ほど前、駅のトイレに入った時、アンモニアの臭いというか、忘れていたツーンとしたものが微妙にわかっただいね。
小便しながら、すこし震えが来た。
小便する時、よく出る、あのぶるぶるッとしたもんではなく、感動のほうだ。
こんなの、だれにもわからんだろうな、この喜びがよ!

御殿場の「お酢にコバエいっぱいのラーメン屋」のトイレで、あまりの強烈な臭いで脳天まで「ガビ〜〜〜〜〜〜〜ン!!」となって以来、臭いを忘れていた。

あきらめないで良かったと思っている。
薬も日々進化しているんだなあ。
臭いがわからなくて、悩んでいる日本全国の皆さん、甦りましょう!!!
by gsfc_aoshima | 2011-05-12 06:59 | 匂いがしない